凍結胚盤胞移植 BT12 再判定
今日は7月5日(火)、BT13です。
先日のブログで、「BT12判定日」と書いていましたが、すみません「BT10判定日」でした。やっぱりかなり緊張していた&嬉しかった一日だったんだと思います。
さて昨日7月4日(月)がBT12。
再判定に行ってきました。ブログで良く見かけるのは、BT7の判定日→BT12の再判定ですが、このドクター?またはこのクリニックはBT10判定日→BT12再判定のようです。
βhCGは537に上昇していました!!!!!
電話を下さった看護師さんはBT10の値から倍以上になっていればこのクリニックは良しとするとのこと。しっかり倍以上あり安心しました。
次回は7月15日(金)の診察です。
心拍確認できるといいな!と願いつつ、日々の注射や服薬を頑張っています。
夫におしりに打ってもらっているプロゲステロンの注射ですが、来週は夫が不在のため自分で打たないといけません。痛いですが、何とか乗り越えないといけない壁。
頑張ります。
次回の診察までに、Cycle3〜7までのことを振り返っておこうと思います。
人工授精、採卵(ICSI)、お休み(2サイクル)、採卵と続きます。
凍結胚盤胞移植 BT10 判定日
今日はBT10(Day28 / 4W1d)、判定日でした。
BT0とBT2に1500IUのHCGを注射していましたが、フライングもしていました。
BT1から始めたフライングですが、今朝まで二本線を維持してくれていました。
BT1〜BT10の間、途中HCG注射が抜ける頃かな、という時に少し薄くなりましたが、抜けきっているであろう今朝も二本線が出ていました。
フライングについては、後日写真も一緒にブログにしたいと思います。
結果は、妊娠していました!!!!!!
きっと大丈夫!と思いつつ行きましたが、本当に着床してくれているのだろうか、どれくらいのHCGレベルなんだろうか、等々頭の中をグルグル。
土曜なので夫も一緒に行けたのは良かったです。
血中HCGは210でした。
9:30頃採血をして、その後夫と二人で飲茶へ。
飲茶の最中にクリニックから電話がかかってきました。10:30頃でした。
「Congulatulations!!」
って看護師さんも言ってくれました。
このクリニックではHCGが25以上あれば妊娠とし、2日後に再度血中HCGを計るそうです。
看護師さんは25以上だと妊娠だけど、あなたは210ある。全く問題ないですよ。と言ってくれました。
今日の血液検査にはP4値が含まれていなかったのですが、看護師さんはそれも必要な項目なので調べたいのですが、いいですか?とのこと。同意が必要だったのでしょうね。
もちろん良いですよとお答えしました。
P4の結果次第で、お薬が変わるかもしれないが、今日13:00までに電話しますとのこと。
飲茶後ウィンドーショッピングをしている時、12:30頃電話がかかってきました。
P4は47.2あるので、今のままのお薬を続けて下さい。そして2日後に再度HCGを計りに来て下さい。そこで問題がなければ、心拍確認のための診察が2週間後(2回目のHCG検査から)になります。とのことでした。
良くブログで見かけるのは1週間後だったので、2週間待つのは長いな〜と思いましたが、仕方ないですね。
2週間後では予定が合わず少し早めて頂き、次回の診察は7月15日(金)になりました。私のカウントが間違っていなければ、6W0dのはず。
今日は最初から夫と一緒に外でご飯を食べたりショッピングしたりしていて気が紛れて本当に良かったです。感謝です。
次の診察は一人で行くことになるけれど、きっと大丈夫!
大丈夫なようにこの2週間の生活、気をつけられることは気をつけ、痛ーいプロゲステロン注射も頑張ります!!
(プロゲステロン注射、本当に痛いです。。。良くもんでいるのですが・・・。注射後暖かいタオルを置くといいと聞いたので、今日から注射後湯たんぽをお尻にあてて、もんで、あてて、を数回繰り返しました。ましになるといいのですが・・・。)
Cycle 1 タイミング、Cycle 2 見送り
今日はBT9です。
明日が判定日。
今日は香港は祝日のためお休みでした。
お家でゴロゴロ映画を見たり、ネットサーフィンしたり、お昼寝したり。
だからなのか出血もありませんでした!!
さて昨日の続きです。
ドクターを決め、予約をして、いざ初診です。
これまでの検査結果を見てもらい、内診してもらい、どこからの治療がいいだろうかと聞いてみる。
これまでの検査を見た限りでは、内膜症があること(昨年5月に卵巣囊腫摘出手術と一緒に焼いて治療いていますが、現在の生理中の症状よりおそらく内膜症は再発しているだろうとのこと)、年齢から、人工授精をしたとしても2回までかな。そんなに何度もやっても成功しないものは成功しない。そこに時間とお金をかけるより、体外受精をした方が良いとのこと。
私の場合は半年前の手術で卵管が通っていることを確認してもらっているため、卵管通水検査や造影検査は必要ないとのことでした。
この周期は人工授精をするには日数が足りず(初診は生理終了後でした)、またもう少し検査したい項目、しなければならない項目もあったため、タイミングを見てもらうこととなりました。
卵胞一つが無事成長していることも見届けられ、無事排卵を促すトリガーショットの日が決まりました。
初めてのトリガーショットで排卵を確実にします。
ドキドキの自己注射でしたが、問題なくできました。(看護師さんより打ち方を教えてもらいました。)
タイミングもうまくとれましたが、年末に生理がきました。。。ガッカリ。
夫に励まされ、気を取り直して次!
年末年始は日本の実家に夫と一緒に帰っていたので、Day2または3での診察はかなわず、このサイクル(Cycle2)は見送りました。
タイミングサイクルの最中から、もしこのサイクルが残念に終わった場合、それは日本にいる時に生理を迎えることになる=そのサイクルは治療はできないので、せめて書類関係をそろえたり、必要な血液検査をしておけるようにと思っていました。
香港に戻ったその日に人工授精や体外受精の同意書にサインをするための日程調整をしていました。サインをする1回目は、「カウンセリングセッション」が必要です。カウンセリングと言ってもカウンセラーがするわけではなく、看護師さんから人口受精と体外受精それぞれの流れ、体への影響、必要なくなった受精卵をどうするか(研究用に提供する、廃棄する等)等、細かいことを全て説明してもらうセッションです。
これはご夫婦で来て下さいと言われていました。
人工授精、体外受精、それぞれに同意書があり、一度サインすると6ヶ月間有効です。でも1回ごとにサインが必要です。
香港では人工受精も体外受精も、結婚しているカップルでないと受けられません。そのため必ず結婚証明書が必要になります。(日本でのみ結婚登録をしている場合、日本の戸籍謄本を取り寄せ、それを領事館で英訳してもらうと英訳の結婚証明書が手に入ります。一度取得するとずっと使えます(使用期限は無し)。妊娠→出産(香港で)になれば、赤ちゃんの出生登録の際にこの結婚証明書が必要になります。私たちは香港で結婚手続きをしたので、英語の結婚証明書が手元にあります。)
夫の精子検査を再度。私も夫も、人工授精や体外受精をするにあたり必要な血液検査を受けました。この時、AMH(アンチミューラリアンホルモン:Anti Mullerian Hormone)も項目に入っていました。
そんなに高くはないだろうな・・・とは思っていましたが、1.31という数値でした。
ひ、低い・・・!!!
でもドクターは卵胞が無い訳ではないし、まだ大丈夫。と言ってくれました。
そりゃそうだけど・・・
人工授精を前に妊娠しました!っていうこともあり得るかもーという期待も虚しく、生理が来ました。
Cycle3 人工授精サイクルに突入です。
Cycle1までのこと
今日はBT8です。
一昨日、昨日の出血?茶おり?がありましたが、今日は赤も茶も見ることなく過ごせました!
さて直近のサイクルのことは書き終わったので、不妊治療の扉をたたいてから今までのことを順を追って書いていきたいと思います。
「はじめまして」に不妊治療までの流れは書いています。
そこに書いていないことと言えば、漢方を飲んでいること。(移植後から飲んでいません。今の担当ドクターからは採卵周期の採卵までは漢方は飲まないように言われています。体の変化が、薬の影響なのか漢方の影響なのか分からないのは困るという理由から。)(採卵後漢方を再開しても良いか聞くと「信じているなら飲んでもいいよ」と笑いつつ。ドクターはあんまり信じていないようでした。)
2014年3月
友人(香港生まれ、日本での生活の方が長い、日本語ペラペラの友人)が良い中医(漢方医のことを香港ではこういっています。Chinese (medicine)Doctor)がいるよと教えてくれ、興味があったので行ってみようかなーと言うと1回目の予約をとってくれ、1回目の診察に通訳として一緒に来てくれました。本当に感謝!!!
中医のおばあちゃん先生は、私の体が冷えていること、血の巡り?気の巡り?どっちも?があまり良くないと言っていました。
信じて飲むこと1ヶ月くらいで、体が暖かくなり始める&良くあった胃痛が減りました。すごい!!それ以来1ヶ月に1回の診察を受け、漢方を処方してもらい、飲み続けています。
その後色々あって・・・
2015年11月 不妊治療のドアをたたきました。
香港の病院は「公立病院」「私立病院」に分かれていて、公立病院での医療ケアは1診察$100、入院しても手術しても1日$100という破格の安さです。でも待ち時間が長いです。私立病院は待ち時間はほぼありません。その代わり料金が高い。ここでいう待ち時間は、診察までの待ち時間もですが、例えばMRI検査が必要になった場合緊急度にもよりますが、公立だと半年後とかでもまったくおかしくないです。かたや私立はあきがあれば明日にでもできます。100ドル(1300円)と1万ドル(13万円)くらいの差がありますが。
そういう事情もあり、できれば私立ではないところでまずは検査をして費用を抑えたいな、できれば人工授精もやっている所だといいなと思いました。
調べた結果、Family Planning Assosiation(FPA)という機関に行くことにしました。
公立とも繋がっている、半官半民みたいな機関のようでした。
なので費用は抑えめなものの、100ドルよりは高かったです(笑)
近場のFPAは2016年2月まであきがないと言われたので、ちょっと遠いところ(九龍サイド、場所忘れました。。。ホンハムのちょっと右上のところ)で予約をとりました。
ちなみに私の住まいは香港サイド、仕事もセントラル付近でした。なのでいつもの行動範囲からはかなり離れている所でした。
診察をして(クラミジアの検査のみ)、これまでの記録を伝え、血液検査(生理2日目と生理が来るだろう7日前)(プロラクチン、プロゲステロン、甲状腺(TSH)、FSH)を測定。夫は精子検査。
検査結果を聞きに再度受診。検査結果からは特に問題は見つからない。後数ヶ月トライしてみてはどうかと言われる。私はもう十分トライしたという感があり、次のステップのための受診でもあったので、人工授精のことを聞いてみる。
すると!!FPAでの人工授精は成功率が低い、また母体の状況に関する制限が厳しい(卵巣に関わる手術を過去にしていたらダメ等)、人工授精では通常精子を洗浄して精鋭のみを集めて子宮に戻すが、ここは洗浄をしていないこと等から、ここでするのはオススメしないと言われました。紹介状を書くので、公立病院に行くか私立病院やクリニックに行った方がずっといいよとのこと。
私はそこまでは調べられておらず、ただただ驚きましたが、紹介状を持ってその足でとりあえず公立病院に予約をしに行きました。
香港では人工授精ができる公立病院はいくつかありますが、私は人工授精の予約をクイーンエリザベス病院(場所:ジョーダン)でしました。11月下旬に行って、最短の予約は翌年の5月!FPAの先生が教えてくれた公立病院の内、通いやすいところで初診までの時間が比較的短く、でも信頼できそうな病院ということでここにした次第です。
私立に行くかも知れないし・・・と思い、まあとりあえず5月にとりました。
香港で体外受精までできる公立病院は3つのみです。
①クイーンメアリー病院(場所:セントラルからバス。香港大から少し先のポックフーラム)
②廣華病院(Kwong Wah)(場所:Yau Ma Tei)
③プリンスオブウェールズ病院(場所:Sha tin)です。
体外受精で有名な公立病院はクイーンメアリー病院ですが、ここは3年待ちだそうです。そして体外受精をする日に40歳未満であること、という条件がついています。この条件は香港での公立病院の条件です。公立病院での体外受精だと、費用はお薬代込みで2万ドル〜3万ドル(26万〜40万円)くらいだそうです。そして一人3回までという制限があります。
40歳を超える人、4回目以上の体外受精は私立でしか受けられません。
私立での体外受精は、1回10万ドル〜15万ドル(130万〜200万円)かかると言われています。
2015年11月はそうやって終わり、12月の生理までこの先どうするか夫と話し合いました。いっぱい話し合って、公立病院の予約まで待たず、今すぐから治療が始められる私立病院(クリニック)に行くことに決めました。
決めたら行動!ドクターも決めていたので、すぐに予約しました。
ドクターは不妊治療専門クリニックにおられる、有名なドクターです。
同僚たちに不妊治療のことは言っていませんが、新しい命を待ち望んでいることは知っていました。数名の同僚からこのドクターをものすごく勧められたのもありますし、私も調べてスキルのある信頼できる、また人柄も良い先生だと思っていました。
長くなったので続きはまた明日。
胚盤胞移植後 BT7 出血 2日目
今日はBT7です。
昨日に引き続き、今日の午後にも出血。というか茶色のおりもの?が出ました。
朝の膣剤のかすみたいなものと一緒に出ている感じもします。
一回出ているのを見た後は、減っていき夜にはほとんどない状態だったのが昨日。
今日もそんな感じです。
今日も帰ったらすぐベッドへ。
お昼寝していまいましたが、その後下腹がキューッとなって痛かったです。
生理前にも時々なるので、それもドキドキ・・・
クリニックに連絡をしてみました。
看護師さんがドクターに聞いてくれました。移植後はよくあることなので、このまま薬を継続して様子をみて下さいとのことでした。特に安静にするようには言われませんでしたが、念のため家では安静にしています。
私は割と歩くのも早くて、職場でも移動の際にも常に早足で動いているような所があります。
この1週間はゆっくりを心がけ、昨日今日は特にゆっくり、あせらず動いていました。
明日行けば、明後日金曜は香港は祝日です。
とりあえず明日も無理のない範囲で仕事に行ってきます。
どうか明日は出血(茶色のおりもの)しませんように。
胚盤胞移植後 BT6 出血
今日二つ目の記事です。
胚盤胞移植後6日が経過し、BT6です。
出血しましたーーーーー!!!!!ショックです。。。
ここまで胸がはることもなく、乳首痛もほとんどなく(ないと思うけど、これは乳首痛?意識し過ぎ?みたいな感じです。どんな感じ!)、下腹が痛いかなーと思うことは時々ありますが、生理の時みたいな感じなのが怖すぎて、ないない痛くないと言い聞かせています。何も症状ないけど、そういう人もいるよね、と言い聞かせ、そういう情報をネットで見ては自分を安心させていました(そういう情報しか見てないだけだということでもあります(苦笑))。
そんな中今日は「ふー」と深呼吸する必要がある腹痛が朝から昼にかけてありました。
そして夕方トイレに行った際、おりものシートを見てビックリ!!茶色いものがついています!!鮮血ではないけれど、でもどこかで出血していた証です。これは茶おりレベルなのか、出血なのかわかりませんが、良くないことは確かです。
仕事ももう終わる頃だったので片付けて帰宅。
帰宅途中夫に連絡。すると夫も今からすぐ帰るから!とのこと。
私は帰ってすぐベッドで横になります。お腹すいたなーと思う余裕はありました。
夫は心配顔で帰宅。「病院行く?」と聞いてくれましたが、もうクリニックも閉まっている時間ですし、今日は横になって様子をみることにしました。
夫が買ってきてくれた夜ご飯をたべ、またすぐベッドへ。
横になりつつブログを書いています。
夜トイレに行くと、うっすらのおりものシートに茶色の筋がありますが、拭いてもついてきません。
明日は出血がありませんように。
赤ちゃん達がしっかり成長していてくれますように!
祈りつつ過ごします。
Cycle8 移植(ホルモン補充)③ 移植日
今日はBT6。
現在は判定待ちの状態です。
移植サイクルのことを日をさかのぼって最初から書いています。
昨日はDay3初期胚6つを月曜(移植日前々日。移植日を受精後5日目とするので。)に融解→培養して頂くことに決め、培養を開始してもらったところまででした。
今日は移植日当日のお話しからです。
移植日当日
朝IVFセンターから連絡が入りました。ちょっとオフィスを出て電話に出ました。(移植は午後だったので、午前中は仕事に行きました。)
ここへきて移植時間やセンター到着時間のリマインドかな?と思うくらい、培養結果の電話報告があることは頭から抜けていました。それより私はいつからトイレに行かないでおくべきか、の方に意識がいっていました。
看護師さん「6つの胚の培養状況ですが、」と聞いて、あー!そうだ!と思い出しました。一瞬のこと。続けて「二つ胚盤胞になりました。」まで聞いて、ほーーーっと一安心。グレードは、
①ExpandedBA 日本だと4BAでしょうか。拡張期胚盤胞です。
②ExpandingB+A 日本だと3B+Aでしょうか。
どちらも5日目胚盤胞です。
看護師さん「どうしますか?これのどちらかを移植?それとも凍結してあるExpandedAAを移植?」
私「二つ移植すると決めています。今回の胚盤胞と凍結してある6日目の胚盤胞の内、どれが一番クオリティーが高くなりますか?」
看護師さん「うーん。それはラボに聞いてみないとわからないけど、二つ移植するならこれにしましょう!迷う必要ないと思うわよ。」
私「ですね。じゃあこの二つを移植します。お願いします!」
すぐに夫に電話し状況を伝える。夫も今回培養してできて胚盤胞を二つ戻すことに同意。
移植は15:30の予定、30分前にセンターに来て下さいと言われていました。
15:00 センター到着。すでに80%くらいの膀胱満タン率。
ID確認をしたり、手首につける患者識別のためのリストバンドを確認したり、血圧はかったりしてからRoom3へ。水をのみ続ける。
15:10 お部屋で着替える。採卵のときと同じ術着。上は脱がなくても良いようでしたが、私はワンピースで行ったので脱いでキャミ&ブラはつけたままで術着を着る。紙パンツにはきかえる。靴下も履き替える。ヘアキャップは直前までつけなくていいので持っておく。
15:20 じゃあ手術室に移動しますねと言われついて行く。採卵の時と同じ部屋。セッティングが採卵時よりシンプル。何がっていうのは機械のことなので分からず言えないですが・・・
暖かいブランケットをかけてくれる。パンツを自分で脱ぐ。両足(膝下全て)を固定される。
すぐにドクター登場。私の担当ドクターは話しやすい気さくなジョークもよく言うドクターですが、採卵の時も今回の移植の時も手術室のものものしい感じにもこれから行われる処置にも緊張している私をリラックスさせるようないつも通りの気さくなドクター。
フルネームとIDナンバーで本人確認ですが、私はID ナンバーを覚えられていないのです。今回は半分覚えていましたが、「ダメー、移植できなーい!」と言って(本気ではないです。おもしろおかしく言います。)周りを笑わせます。「じゃあ誕生日」ちゃんと言えると、「OKじゃあ移植しよう」と。
移植する胚をモニター(患者に見える位置にモニターがあります)で見せてくれました。大きめの胚とそれより一回り小さい胚の二つです。大きい方が4BA(ExpandedBA)、小さい方が3B+A(ExpandingB+A)とのこと。
培養士?看護師?より「アシステッドハッチングは必要がなかったのでしていません。すでに孵化を初めている状態になっているからです。」とのこと。
これっていいことよね?そうだよね?すごいすごいー!と私は心の中で喜びつつ移植に入りました。
15:30丁度から始まりました。
超音波のジェルを下腹の上に出し、下腹を超音波でぎゅーっと押さえて子宮内を見て行きます。超音波も下からだと思っていたので、このぎゅーっとに耐えるのがもう大変大変!!!膀胱はほぼ100%です。押されたらでるーっていう状況の中、必死で耐えます。ドクターは器具を入れて行きます。管も問題なく入り、培養士さんに合図、胚の入った管?が運ばれてきます。そしてモニターをみつつ良い位置に起きます。先生も「この白く見えるのが置いた所ね。いい位置に置けたよ。」と言ってくれました。
あー良かった!と同時に、あとどれくらい寝たままかな?めっちゃトイレ行きたいー!という状態でした。
ドクターは手術室内のテーブルで書類に記入。お薬の指示。
ドクター「アスピリン飲んでるよね?」
私「はい。毎朝1錠飲んでます。」
ドクター「血液の流レを良くする注射を追加しておくね。毎日お腹に打ってね。」
私「はい。」
ドクター「この2〜3日で着床するから、その間はtake it easyで過ごしてね。」
私「はい。」
ドクター「病欠の用紙はいる?」
私「仕事もしない方がいいんですね?!じゃあ、はい、下さい!」
ドクター書類記入を終え、「Good Luck!」 と言うのと同時に、私もドクターも部屋を出ました。
私は看護師さんが持って来て下さったRoom3のベッドに移動(ベッドからベッドへ)して、寝たままの状態で移動。
手術室を出たのが15:40。移植は早いな〜と思いました。
いつトイレに行ってもいいのかなと思いつつ、必死で尿意を我慢。
もう無理〜となって部屋から顔を出して看護師さんに聞いてみたら、「もう行っても大丈夫ですよー」とのこと。やっとスッキリできました。
お手洗いから戻ると夫が到着していました。
夫には注射の仕方を看護師さんから直接聞いて欲しかったので、その時間だけ仕事を抜けて来てもらいました。
無事教えてもらえました。そして毎日注射してくれています(おしりにするのだけ)。
この日に打った注射は以下の通り。
①hCG(Pregnyl) 1500IU おしり
②プロゲステロン(Gestone)1ml おしり
③(Clexane) 0.4ml お腹(血の流れを良くする注射)
16:30にはお支払いを済ませセンターを出ました。
何となくお腹に手が行きます。着床してくれますように!
頑張れ〜
移植日の翌日、センターから電話が入りました。何かな?と思っていたら、実はもう一つも成長中だったようで、Day5の時点(移植日)では胚盤胞に至っていなかったので様子を見ていましたが、Day6で成長が止まってしまいましたとのことでした。残念ですが仕方ないです。今はお腹にいてくれる子達を信じて待とうと改めて思いました。