流産後 お休み周期 次回の移植時の治療(IVIG)
前回のブログの後数日で流産後1回目の生理がきました。
量も痛みも妊娠前とかわらなかったのでホッとしました。
流産からの周期をCycle13とすると、この周期がCycle14となります。
Cycle14に入ってしばらくすると、ドクターから直々に電話を下さり、掻爬手術時に検査に出した結果が出ていることを教えてくれました。
結果は胎児には染色体異常はなく、また男の子だったとのことでした。この結果から、私の免疫異常によって赤ちゃんが排出されたことが確実となったわけです。
ドクターは次の移植時には、イントラリピッドではなくIVIG(免疫グロブリン大量療法)をしようとのことでした。
電話だったので、ひとまずそこまで教えて下さり、また機会をみて診察(説明を聞いたり質問をしたりするため)に来て下さいとのことでした。
妊娠中も胎動を感じるなんてまだまだ先の本当に初期の妊娠だったので、あまり実感がありませんでしたが、「赤ちゃんは男の子だったよ」という一言はすごくリアルで、また私の中に男の子の赤ちゃんが本当にいたんだという嬉しさと同時に失った悲しさも襲ってきました。
診察には夫も一緒に行きました。
一応流産後の超音波をもう一回、とのことで超音波で子宮や卵巣の状態を診て下さいました。元に戻っており、問題ない状態であることをこの日も確認できました。
そして次回の移植時の治療についてです。やはり先生はIVIGを勧めるとのことでした。
IVIGについては、リプロダクションクリニック大阪の松林先生のブログに記載があります。
松林先生のブログにも1回20万円とありますが、香港でも高額です。私の通っているクリニックでは1回20,000香港ドルです(私が香港に来た頃は1ドル10円位だったので、そうすると同じくらいですが、現在1ドル14〜15円なので、これで換算すると日本よりかなり高いことになります)。
高いけれど可能性があるなら試してみたい、だけど高いからこそ期待もしてしまうし、うまく行かなかった時のダメージも大きくなる。
高い治療なら、グレードのかなり良い胚の移植時にやりたい。現在残っている胚は2つあり、どちらも6日目の胚盤胞で、Expanded BB(4BB)とExpanding B+A(3B+A)です。
前回がExpanded AA(4AA)の移植だったので、ドクターはそれから見ると残りは少しグレードが落ちるとのこと。
それでも胚盤胞だし悪いわけではないので、私はこれらを移植してIVIGをしてみたらどうかなと思いました。
しかし夫は採卵も視野に入れているようでした。
決断したら採卵をするにしても移植をするにしても、Day1でクリニックに電話しその後の予約をとるようにとのことでした。
IVIGの可能性のこと、採卵したら移植はかなり先になること、採卵したら良いグレードの胚を移植できること、経済的なこと、自分たちはどうしたいのか、ゆっくりじっくり話し合いました。
幸いなことに、香港は旧正月のお休みがあったので、ゆっくり話し合うことができました。
私も色々考えました。本当に色々考えました。今私の中では、次回がダメだったらそれで全ての治療を終えてもいいかなと思いました。それを今決める必要はないし、気持ちが変わることもあるので、近い将来何と言っているかはわかりませんが・・・
今は流産後2回目の生理を待っているところです。
ドクターはこの周期に移植をしても良いと言っていますが、もう1周期お休みして3月に移植の予定でいきたいと思っています。