新しい命と私たちの記録

結婚して5年が経ちました。新しい命を待ち望み香港で不妊治療中

Cycle 9〜11 お休み周期 不育症検査

長い間ブログを放置していました。

現在移植周期に入っています。移植は来週10月26日です。

 

前回の移植後、陽性判定でしたが、その後完全流産。

通常の生理を2回見送って、3回目の生理から移植サイクルに入ろうと予定していました。

 

サイクル9は、流産の出血からのサイクル。

サイクル10と11がお休みサイクル。

 

サイクル11から移植でもいいよとドクターは言ってくれたのですが、不育症の検査を考えていたこと、気分転換に日本に一時帰国したいとも思っていたので、このサイクルもお休みしました。

 

不育症検査に関して、また今後の計画についてドクターの意見も聞きたかったため、夫と一緒に一度診察(相談のみ)に行きました。

不育症検査はこのクリニックでは、immunology test(免疫学検査)と呼んでいました。日本で詳しく検査するのとほとんど変わらない検査でした。値段は格段にこちらの方が高いようです・・・ 

 

ドクターは私の免疫に関して調べるためにはimmunology testをすることができ、胚に関しては着床前診断に出すことで、染色体異常のある胚を移植せずに済む分、妊娠率/妊娠継続率をあげることができるとお話しして下さり、それぞれについて詳しく説明してくれました。

胚の検査に関しては、たくさん検査しても数個検査しても値段はかわらないそうです。

 

習慣流産は2回異常の流産をした場合で、その時は上記を調べるよう勧めるけれど、私の場合は2回。アメリカでは2回から調べているとのこと。ドクターは調べてもいいし、調べなくても良いという見解でした。

 

先生のお話しと夫婦での話し合いから、今回immunology testのみ受けることにしました。

 

内容は

①TH1/TH2 Intracellular Cytokine Ratios(TH1/TH2のバランスが良くないと妊娠継続が難しいそうです。「th1 th2 バランス 不妊」で検索すると色々出てきます。)

②Natural Killer Assay Full Panel(ナチュラルキラー細胞について。NK活性細胞と日本では表記するようです。)

③Anti-Phospholipid Antibody Panel(抗リン脂質抗体について)

④Anti-Nuclear Antibodies(抗核抗体について)

⑤PAI-1 (Plasminogen activator inhibitor type 1) 4G/5G Gene Polymorphism(日本語で見つけることが出来ませんでした。PAI-1 4G/5Gの遺伝子型がどうなっているかによって、血栓が出来やすいかどうかが分かるようです。)

⑥Lupus Anticoagulant(ループスアンチコアグラント)

です。

ドクターのクリニックでは、上記プラス

−TSH

−Vitamin D

もありますが、私はTSHは既に調べていたので今回は必要なし、ビタミンDは調べてもいいけど、サプリで補えばいいから受けなくてもいいよ、とのことで受けませんでした。

 

上記検査は流産後6週間以上経っていないとできないとのこと。

私は6週頃から日本語と英語で調べ始め、10週の時に採血しました。(上記を一気に検査したので、採血は大中小異なる入れ物ですが、17本か18本程採血しました。)

 

結果は丁度移植サイクルがスタートする直前に届き、移植サイクル最初の診察で説明を受けることができました。治療はそこからで問題ないとのこと。でもかなりの項目にひっかかり、薬も注射もあれこれする必要がありました。

 

①バランスが良くない。免疫抑制剤で治療します。

②ナチュラルキラー細胞のCD19が高かったです。NK Cellの数値が良くない人には、TH1/TH2のバランスが良くない人が割といるそうです。私もそのタイプ。

上記①②に関して、免疫抑制剤であるヒュミラ(Humira)とイントラリピッドインフージョン(Intralipid Infusion)で治療します。日本ではヒュミラでなくプログラフの名前を見かけました。

 

③抗リン脂質抗体は、どれも問題なかったです。

④抗核抗体は陽性でした。経口でステロイド(プレドニゾロン)を服薬します。

⑤血栓ができやすい型でした。。。メトフォルミンという糖尿病の方に使うお薬を服用します。またClexane(ヘパリンのような注射)と低容量アスピリンも使用します。

⑥問題なかったです。

 

どれか一つは問題あるかなくらいに思っていましたが、こんなにあるとは正直思っておらず、少なからずショックでした。そりゃ妊娠継続できないよ・・・、もっと早く調べていれば、もしかすると2回目の流産は経験しなくても良かったかもしれない、という思いも出てきました。

 

でも現実は、今回調べたのが私たちにとっての「一番早いタイミングでの検査」です。今回調べて対応できる状況になったことは本当に良かった、今後に期待しようという気持ちも同時にありました。

 

 

Cycle7 採卵2回目③ 採卵後の卵子の成長

先日採卵2回目のことを採卵日まで書きました。

今日はその後の卵子の成長について書いていきます。 

 Day15で採卵しました。

 

Day16

採卵できた卵たちの受精状況の連絡が入りました。ちゃんと覚えていないのですが、リポートの情報は、14個採卵、内10個が成熟卵(MII)、1つが超未成熟卵(GV)、1つが壊れた卵(Deg)、2つが異常卵とあります。

11個全て顕微授精です。そして9個が受精し成長を始めたとあります。

 

Day18

採卵後3日目。Day3の初期胚がいくつできているか、グレードはどうかという連絡が入りました。

9つ受精し成長を始めた卵子の内、1つは成長が止まってしまったとのこと。

それでも今回は前回よりたくさんの卵子が成長を続けてくれていました。そしてグレードの良い卵子もいくつかあり、本当に本当に嬉しかったです。

グレードの良い卵子は5日目まで培養して成長してくれる可能性は十分にあるとのこと。培養士さんがドクターと相談し、ドクターも5日目まで培養することを勧めるとおっしゃっていたとのこと。ドクターはいくつ5日目まで培養とかまでの細かいことはおっしゃっていなかったそう。

5日まで培養している間に全てダメになってしまう可能性も十分にあります。それはもう悲しすぎるので、夫とも話し合い4つの卵子を5日目まで培養して頂くことにしました。残り4つの卵子はDay3初期胚で凍結して頂きました。

培養士さんにもかなり相談させて頂き、アドバイスを頂きました。

1つは見た目があまり良くなく、凍結にも適さないだろうという卵子があったので、それはそのまま培養して頂き、生き残れば生命力のある卵子と思うことにしました。

1つは3日目までの成長が他と比べてゆっくりとのこと。でも見た目がすごく悪いわけではない。凍結させても良いけれど、それよりこのまま培養して様子をみてはどうだろうか、とのこと。止まってしまう可能性もあるし、胚盤胞まで到達する可能性もある。5分5分とのこと。→培養して頂くことにする。

その他グレードの良い卵子2つを5日目まで培養して頂く。

 

Day20/Day21

胚盤胞になったかどうかの連絡です。Day21もあるのは、6日目胚盤胞もあるからです。

何と4つ中3つが胚盤胞まで成長してくれました!!嬉しい〜!!

 

①GradeII(グレード2)・・・8セル → Expanded AA(4AA)

GradeII(グレード2)・・・8セル → Expanded BB(4BB)6日目

GradeII(グレード2)・・・10セルDay3初期胚で凍結)

GradeII(-)(グレード2マイナス)・・・7セル(成長がゆっくりな卵子) → Expanding B+A(3B+A)6日目 胚盤胞になってくれました!嬉しい!

GradeII(-)(グレード2マイナス)・・・7セルDay3初期胚で凍結)

GradeII(-)(グレード2マイナス)・・・7セルDay3初期胚で凍結)

GradeII(-)(グレード2マイナス)・・・8セルDay3初期胚で凍結)

GradeII(-)(グレード2マイナス)・・・10セル(凍結にも適さない卵子) → 成長が止まってしまいました。

⑨受精後、成長が止まってしまいました。

同色の卵子は2つ一緒に同じCryotopに入れて凍結となっています。 

 

 このサイクル後、初移植では③⑤⑥⑦と1回目の採卵後凍結してもらっている同じくDay3初期胚2つ、合計6つを5日目まで培養して頂きました。そして2つが胚盤胞になり(5日目)、その2つを移植しました。

 

これでこれまでの治療の流れを全て記録することができました。

これからはその都度アップデートしていきたいと思います。

とりあえずは、今回のリセットが問題なく終わり、さらにもう1回リセットを待つのみです。その間、もし不育症の検査ができるようであれば、受けてみることも考えています。

 

Cycle7 採卵2回目②

今朝リセットしました。

一昨日くらいから茶おりがありました。通常の生理ではこういうことはなかったので、何だろう、何が起こっているんだろう?と思いましたがいつもの生理に突入し、安心しました。生理の感じは特にこれまでと変わりないです。

大きな問題なく次回の移植の日を迎えたいです!

 

さて今日は先日の続きで、採卵日(2回目)の様子から記載していきます。

Day15

採卵日当日。この日は水曜でした。

採卵は朝11:45に予定されていました。(なので36時間前である月曜夜23:15に排卵を促す注射を打っています。)

IVFセンターには30分前に到着するのがこのセンターの決まり。 

夫の精子は夫が朝出勤前に持って行きました。必要書類にサインもして仕事へ。 

10:45 到着

   血圧を計ったり、アレルギーがあるか等の質問、同意書等へのサイン後Room5へ。

   着ているものを全て脱いで、手術着に着替え、紙のパンツをはきました。

   靴下も病院のものにはきかえます。

   待っている間に一度麻酔科の先生がご挨拶に来て下さいました。

   この辺の流れは前回の採卵と同じなのでスムーズです。

 

11:35 トイレに行ってから手術室に移動。今日は結構待ちました。排卵してしまわないかドキドキしていました。

   手術室のベッドに横になり紙パンツを脱ぎ、膝下を固定されます。

   麻酔科医が麻酔の流れを説明。ドクターを待ちます。

 

11:45 ドクター登場。超音波で排卵していないか確認。

     ドクター「排卵してないよー、よし採卵!」と今日も明るく元気いっぱいな感じ。

    前回と同じです。

     麻酔を入れます。10まで数えることなく眠りにつきました。

    採卵 

 

13:30頃 目が覚めました。看護師さんがきて、11個採卵できたことを伝えてくれました。

看護師さんがお水とクラッカーを持って来てくれました。血圧を計り、お水を飲んだりクラッカーを食べても問題ないことを確認。

再度看護師さんが来て、採卵できた卵子は11個ではなく、14個だったと訂正を伝えに来てくれました。

 

小さい卵子も入れての数であることは、前回の採卵で知っていました。

成熟卵の数が気になりましたが、明日電話で教えて下さるはずです。まずは14個採卵できたことを喜びました。

 

14:30 着替えて再尿。

15:00 問題なかったので帰って良いことになりました。

    支払いを済ませてセンターを出ました。

 

1回目の採卵で1日休みを取るべきだったと思ったので、この日は1日休みをとっていました。採卵時間が遅かったのでどちらにしても1日休まないといけなかったですが。 

 

長くなるので、採卵した卵子の成長については、また別の記事として記録したいと思います。

 

Cycle7 採卵2回目①

現在流産後1回目の生理待ちです。

 

さて今日からCycle7の採卵2回目のことを書いていきます。移植サイクル1回目の直前のサイクルです。

 

Day2

仕事が忙しく、今日の診察は受けられず。でも明日Day3は15:00までに採血に行くことができないため、今日採血のみ行くことになりました。(15:00までに採血しないと、当日結果を聞けない=ドクターが採卵サイクルに入っていいかの判断ができない)

E2: 24、LH: 6.4、FSH: 5.0

 

Day3

診察1回目。超音波で小さな卵胞がいくつか見える。

前のサイクルに腹痛で入院していましたが、その影響もなく、卵巣の腫れや、残っている卵胞もなく、ホルモンレベルも問題ないとのことで、無事採卵のための刺激をスタートすることができました。

今回の刺激に使ったのは以下の注射です。毎日3本です!!前のサイクルで摂取していたエストラジオールの効果とこれからの注射で、卵胞のサイズがあまりばらつかずに成長してくれることを願います。

 

①Gonal f 300IU(ゴナールエフ300単位)

②Menopure 150IU(メノピュア150単位)

③Saizen 17IU(サイゼン17単位)

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写真を回転できません。。。 

 

ゴナールエフは採卵1回目も最初から使いました。同じ量です。メノピュアも採卵1回目に使いましたが、途中からでした。これを追加してE2の値が上がったのを覚えています。今回は最初からです。同じ量ですが、すでに粉と混ぜてあるタイプで、指定用量を自分で注射器で吸い取って注射しました。

サイゼンは初めて使います。成長ホルモンで身体全体に良いと聞きました。卵胞のサイズが揃って、卵子の質を上げてくれるのかな、くらいの理解です。

私はゴナールエフを毎日300単位打っていたので高かったですが(900単位入りHK$3200)、サイゼンも高かったです(5〜6日分でHK$2500)!!

 

Day7

診察2回目。E2: 402、LH: 1.4

卵胞が左右の卵巣にいくつかずつ見えます。数えられませんでした。

良い調子だそうです。もう少し注射を続けます。Day8から排卵抑制の注射も加わります。

④Orgalutran 0.5ml

 

Day10

診察3回目。E2: 1089、LH: 0.8

左右に7〜8個ずつ卵胞が見えました。サイズは少しばらつきがあります。

あと2日注射を打ってDay12で再度診察、おそらくDay14で採卵となるでしょうとのこと。

①〜④を毎日注射

 

Day12

診察4回目。E2: 2085、LH: 0.72

2日前より少し成長してる。やはりサイズにばらつきがあり、少し小さい群が全体的にあと少し大きくなってくれれば、ということで採卵はDay15になりました。先生は前回の採卵の時と同様、待ちすぎると大きい卵胞たちの方が古くなってしまう。早いと小さい卵胞たちの準備が整わない。難しい判断ですが、一日のばしてみましょうという判断になりました。

今日も①〜④を注射。

 

Day13

診察5回目。E2: 2227、LH: 0.4

小さい群れの卵胞達が少し育ってくれていました。

Day15の採卵で問題なし、決定です。5〜6個の良い卵子がとれるんじゃないかなとのこと。採卵数はもっと多くて10個前後くらいかなとのこと。

排卵をさせる注射、Ovidrel(250mcg)を2本、23:15に注射。

最後の注射!!今回も頑張ったー!!と喜びました。移植後のプロゲステロン注射がこんなに痛く、長期間摂取しないといけないことはこの時はまだ知りませんでした。。。プロゲステロン注射を毎日より、卵巣刺激用注射毎日の方が期間も短いし痛みも少ないので、とってもってもマシでした。

 

Day15

採卵当日。

ここからはまた次のブログに記録していきます。

 

流産後

しばらくブログを書けずにいました。

現在流産後1回目の生理待ちです。

 

流産から1ヶ月が経とうとしています。

出血は12日間続きました。最後の方は本当に少しだけだったので、このままこの状態が続くのかと思ったくらいです。でもスッキリと止まりました。

出血が止まっても気持ちは落ち込んでいました。

 

気分転換に夫と旅行に行こうかと話したり、1泊だけでもどこか近場に行こうかと話したりしていました。結局9月に日本に一時帰国することに。8月はすでにたくさんの(仕事の)予定が入っていたため休みを取りづらかったのもあります。

少し先ですが、とっても楽しみです。飛行機のチケットもとり、日本の友達と会うため連絡をとったりしていると、気持ちが変わっていくのがよく分かりました。

 

それからともだちが誘ってくれ、ランチやフットマッサージをしつつ話しを聞いてくれました。話しを聞いてくれたこと、あのタイミングでのあの時間も、私を元気にしていってくれました。嬉しいひと時でした。

 

次回の移植までまだまだ時間があります。

サイクル7の採卵2回目のことを記録していきます。

Cycle8 凍結胚盤胞移植後(ホルモン補充) BT25 出血→流産

この1週間、ブログを書けずにいました。

今日は7月25日です。でももう何週何日とは書けません。

完全流産しました。

 

7月17日(日)BT25、6W1dのことでした。

『昨日も一日出血、茶おりを見ること無く過ごすことができました。

が、胃もたれがひどい一日でした。

金曜の夜から消化不良のような感じがありましたが、昨日(土曜)はよりひどくなり、お昼を食べてからは何も食べずに過ごし、今朝スープを少し飲んでみました。

もう大丈夫かな?食べてまたあのいやーな感じが来ると思うと、なかなか食べられません。水分はこまめにとっています。』

とブログに書き、その後採卵2回目のブログを書いていました。日曜午後のことです。

今晩には夫が帰って来てくれる。待ち遠しいなあと思いつついました。

 

ブログを書きつつ、少し下腹部が痛いかな?という感じがしてきました。

おりものシートに何かが出てきた感じもありましたが、膣剤とおりものが出て来たのかな?くらいに思っていました。

 

トイレに行くと、真っ赤な血でした。おりものシート80%くらいをしめていました。トイレに座るとどんどん出てくるのが分かります。

 

「ダメダメダメダメ・・・」焦る気持ちと、まだきっと大丈夫という気持ちとありつつ、すぐにパソコンを閉じてベッドへ。

 

でも下腹部の痛みはどんどんひどくなり、ベッドに横になっていても出血しているのが分かるくらいの出血でした。

 

1時間おきくらいにトイレに行きますが、さらに出血は続いているし、少しずつ固まりも出ていました。

大きな固まりは無かったし、たくさん出血しても大丈夫だった人もいる!絶対ダメなわけではない!と信じたい気持ちもありました。でもお腹の痛み、出血量、固まりから、ダメだったんだなということも頭にはありました。

 

どこか冷静な自分もいて、今日は日曜だし、流産だったとしても明日クリニックが始まったら行けばいいか、くらいに思っていました。

夫にメッセージすると、病院に行ってちゃんと診てもらってきて欲しいとのこと。

夜何があるか分からないということもありますし、念のため診察に行くことにしました。

 

病院にて超音波をしてもらい、私にもすぐに分かりました。

4日前の水曜に見えていた胎芽も見えなければ胎嚢も見えませんでした。先生はゆっくりじっくり診て下さいましたが、やはりもう流れてしまった後だったようです。

 

私の身体が自然に押し出そうとしているし、すでに始まっているので、このまま薬も使わずに様子をみることとなりました。この日は痛み止めと胃薬をもらって帰りました。

 

しばらくすると夫も帰ってきました。

二人で涙を流しました。

 

この1週間仕事も休むように言われていたので、お休みを頂いていました。私は働けるかなと思っていましたが、ドクターは身体も心も今は休める時。しっかり休むよう言われました。1週間、腹痛がひどいひもあれば何も無い日もあり、精神的にもアンバランスな日が続き、お休みをもらっていて良かったです。

 

週半ばに1回、今朝もう1回診察に行きましたが、今日内膜の厚さからも流産しきったと言って良いとのこと。薬を飲む必要もないとのこと。まだ1〜2週間少量の出血が続くことはある、次の生理は4〜6週間後に来るだろうとのこと。次の移植は生理を2回見送ってから=3回目の生理から移植可能だろうとのこと。

 

身体は妊娠前の状態に戻ろうとしており順調です。心も同じく元気を取り戻せたらと思います。

まだまだ悲しい気持ち、悔しい気持ち、そして私はこれで2回流産を経験したことになるので、今度は大丈夫だろうかという不安、2回も生理を見送るので次の移植まで時間があくことへの焦り、無力感、夫への申し訳なさ、いろいろな気持ちが混ざり、涙がでてきます。

 

夫は寄り添ってくれ、励ましてくれ、とっても嬉しいですが、それでまた涙がでたり・・・

 

これで諦めるつもりはないけれど、きついなーと弱音をはいてしまう私がいます。

時間が経てば元気になれるかな。

 

Cycle6 排卵後エストロゲン摂取(採卵2回目の前のサイクル)

今日7月15日はBT23(Day41)です。

今日は一日出血も茶おりもなく過ごすことができました。

良かったー。でも気を抜かずに、無理せず安静第一でこれからの1週間も過ごします。

夕方、近所に夕食を買いにすこーしだけ出ました。

夫は日曜まで戻らないし、食べ物の調達はベッドレストを言われた日の帰りにバッと買って帰りました。お料理もできないので、とっても栄養の偏った食べ物でしたが、きっと2日で出血がなくなると信じて、というかそれ以上の買い物は重くなるしできませんでした。

 

さて昨日はCycle5お休みの時のことを書きました。

今日はCycle6で排卵後からエストロゲン摂取をするというサイクルのことを記録していきます。

このサイクル、実は腹部に激痛があり入院もしました。次のサイクルで採卵に入れるのかな、大丈夫かなと心配しました。そのことも書いていきます。ちょっと長いです。

 

Day2

診察1回目。今日も採血をしました。

E2:44、LH:4.3、FSH:7.0

先生は私が移植をするのだと思っておられたようでした。再度、次週期に採卵をすることを伝えます。今週期はエストラジオールを飲むよって先生言ってたよ!とリマインド(笑) ドクターは「あーそうだったね!OKOK」と。

残っている卵胞がまだ見えるようですが、その内消えるから気にしないで良いとのこと。排卵後からエストラジオールを飲んでもらうから、排卵するまではモニターします、なので次回は1週間後に来くるようにとのこと。

 

Day9

診察2回目。残っていた卵胞は消えていました。卵胞達はいくつか見えますが、まだ育っていません。

 

Day12

診察3回目。卵胞一つが大きくなってきていました。15mmくらいです。

排卵検査薬を今日やってみて、もし陽性だったら明日診察に来るように、もし陰性だったら翌々日に診察に来るようにとのこと。

→家で妊娠検査薬をするが、陰性。翌日も陰性。予定通り2日後の診察。

 

Day14

診察4回目。この日は水曜日。おとといも昨日も排卵検査薬は陰性だった。超音波ではまだ大きくなった卵胞が一つ見え、排卵していないことが分かる。

サイズは良いので、本日排卵させる注射(トリガーショット)をクリニックにて打つ(Ovidrel250mcgx2本 夕方5時頃)(看護師さんが打ってくれました)。

明日あさってが排卵。タイミングを取るのも問題ないよ〜とのこと。

エストロゲンは土曜(Day17)から摂取して下さいと言われる。(経口か経膣だったか忘れました。。。)

 

Day16

この日は金曜で、1週間やっと終わった〜とお家でのんびりしていました。

22:30頃ベッドでゴロゴロくつろいでいると、右下腹部に痛みがきました。生理痛のような痛みがきて引いていきません。どんどん痛くなっていきます。夫を呼びますが「何?ジョーク?」とリビングで笑っています。その後すぐに異変に気がついてくれました。

立ってみましたがおさまりません。どんどん痛くなり、嘔吐。食べた物が悪かった?!とも思いましたが、そんな感じでもありません。胃からの痛みではなく、もっと下です。右下なので盲腸?と疑ったり、私は右側にチョコレート嚢腫があるので、それに何かが起こったのかな?と思ったりしつついました。

 

私立病院にタクシーで向かおうと思ったのですが、痛みはどんどんひどくなり、動けなくなってしまったため、救急車を呼ぶしかない状況になりました。

救急車で公立病院へ。痛みがすごかったので、割と早くに痛み止めの注射をとりあえず打ってもらえました。それでもしばらく痛みはおさまりません(実際どれくらいの時間かはわかりませんが、30分くらい?と私は感じました。注射の痛み止めならもっと早く聞いているはずなので、実際はもっと早かったと思います。)そして吐き気も止まりませんでした。

今思えば、吐き気は痛みから来ていたのかなと思います。痛みが引くと、吐き気もなくなりました。

 

夫にとりあえずOvidrel(トリガーショット)の箱が家にあったので、それを鞄に入れてもらっていました。2日前に注射を打っているので、その影響である可能性もあると思ってのこと。

救急病棟の当直医が来て、お腹をチェック。ここまでの流れを私と夫とで説明。注射のことも説明。その結果、妊娠の可能性があるので、CTはとれません、と言われる。(多分今排卵したくらいだと思うよ!妊娠は成立していなんじゃないかな!と訴えるが聞き入れてもらえず。)そして婦人科ドクターの診察を受けるために、婦人科病棟へ行くこととなりました。待つように言われ、注射のおかげで痛みがかなり引いていたので、うつらうつらしながら待ちます。夫は家に帰されました。

 

いよいよ車椅子で移動。この時、多分朝4時とかです。

診察後(問診と内診。超音波はしていません)、特に何も言われず、救急病棟に戻るのですが、私を連れて行く人がいないのか、担当じゃないからなのか放置されます。そして痛みが戻ってきて、椅子に座っていられなくなり、あわててベッドに寝かされすぐに救急病棟にもどり再度痛み止めの注射。

 

その後寝たり起きたりして過ごしました。特に何が原因とも言われておらず、治療が必要なのかもわからず・・・。朝9時頃、看護師さんに聞いてみると、私は超音波の検査をする予定だから、その検査を待っています。いつになるかは分かりません。とのこと。

 

お昼になっても看護師さんはまだ待っててね、と言うのみです。

しびれを切らし、もし今日何の検査もできないのであれば、私立病院にうつって早く検査(超音波)をしたい旨を伝えました。

 

今日の担当ドクターが登場したのが、15:00頃です。そして、

「私たちはあなたは子宮外妊娠をしていると思っています。妊娠の可能性がある以上CTはとれません。超音波で検査をしたいと思います。でもあなたの番は来週の火曜です(この日は土曜でした)。」とドクターが説明しました。

 

子宮外妊娠?!していたとしても、この時点でこの痛みになる可能性ある?排卵が早かったとしても一昨日なんですよ。かりに子宮外妊娠だったとして、今日から4日後の検査ってありえない!本当に子宮外妊娠でこの痛みだったら、超音波検査までの4日経つ前に卵管破裂の可能性だってあるじゃない!

 

と言うと、そのドクターはたくさんの救急患者がいること、リスクレベルを考えると火曜が最速とのこと。火曜まで私はここで待っていてとのこと。しかもいつ手術になるか分からないから、何も食べないでねと(点滴のみ)。待つのみ!!!

 

すぐに退院させてもらい、その足で私立病院へ。

私立病院では、到着から1時間後には超音波で詳細に診てもらえ、チョコレート囊腫が破裂したのではないか、との診断に落ち着きました。盲腸ではないとのこと。この病院では、妊娠の可能性はないかもしれないけれど、排卵はしている可能性が十分にあること、今すでに受精している可能性もなきにしもあらず。妊娠を望んでいて不妊治療もしているので、今回のサイクルを無駄にするようなことはしたくないので、少しでもリスクのあるCTはとらないとの医師の判断でした。私はこの説明には納得できました。結局このサイクルで妊娠はしていませんでしたが、私の状況を気にかけて判断してもらえたのは嬉しかったです。

この日はとにかく痛みの経過もみる必要があるので1泊入院することになりました。

 

翌朝不妊治療でお世話になっているドクターが診察に来てくれました。(私の担当ドクターもこの病院で診察や手術をするドクターだったので、この病院を選んで入院しました。)

そして超音波でも診て下さいました。

 

結果、卵巣は破裂していない、これは排卵痛の激しいものだったと思って良いとのこと。予定通りエストロゲンを服用しても良いこと(予定より一日遅れての摂取だけど問題ないとのこと)、このまま痛みが無くなれば次のサイクルで採卵をしても問題ないと言ってもらえ、もちろん手術の必要もないと言ってもらえ本当にホッとしました。

 

その日の午前中に退院(日曜です)。

 

月曜は祝日、火曜は午前中お休みをもらい、午後から仕事に戻りました。

少し痛みはありましたが、その週の内になくなりました。

 

ちなみに、公立病院で1泊しHK$100、私立病院で1泊しHK$10,000と少しかかりました。公立病院はどんな手術や検査をしてもしなくても、1泊HK$100です。後は税金でカバーされています。公立病院は大学付属病院もあり、ドクターの養成も行っています。設備も整っていて、素晴らしい治療が香港在住者(香港ID保持者)であれば、とても安く受けられますが、上記の通り時間がかかります。(今回は診断もトンチンカンだった気がしますが・・・)

 

私立病院は、かなりお金がかかりますが、待ち時間が少ないのですぐに診てもらえ、すぐに治療することができます。でも全ての治療に対応しているわけではないので、できない治療もあります。

私は今回の入院は、全て保険でカバーされました。良かった!

 

私は私立病院でこれからどんな検査をして、いつ結果が出て、どうなれば帰れるのか、私に何が起きているのか等を、すぐにきちんと知らせてもらえることで、安心して過ごすことができました。公立病院では、何人のドクターをみただろう。何度も入れ替わりドクターがきましたが、同じことばっかり聞くし、どんな血液検査をしたのかも教えてもらえないし、検査がいつになるかも長時間わからず、何時間も今の状況を把握できずに過ごすことに、不安も苛立ちも感じました。

 

私は公立病院がダメだとは思っていません。本当に素晴らしい技術でたくさんの方を救っていると思います。すぐに痛み止めを打ってもらえたのも助かりました。ただ噂に聞いていた「救急」の状況を実体験して、ぐったりしたんです。人手が全く足りていない状況なのは確実です。どうにかならないのでしょうか。

 

これでこのサイクルは以上です。

次はCycle7の採卵2回目のことを書いていきます。